打錠機

錠剤は最も人気のある経口固形製剤（OSD）です。当社は、製薬、栄養・健康向けそれぞれに対し、理想的な打錠機TPRシリーズを提供しています。

当シリーズは、高い品質と優れたコストパフォーマンスを特徴とする打錠機で構成されています。高効率、簡単なメンテナンスおよび操作性の向上に配慮した設計であり、研究開発（R&D）、パイロットスケール、そして商用生産まで対応しています。

TPRシリーズは全て同じソフトウェアが使用。フィーダーおよびタレットの設計により、MUPS（Multiple Unit Pellet System）錠剤にも適しています。

主な特長

一体型タレット取り外しシステム

TPRシリーズは、一体型タレット取り外しシステムを搭載しており、1時間以内に完全な製品切り替えが可能です。上部および下部のパンチとそのカムトラックを取り外すことなく、15分でタレットの取り外しを行うことも可能です。

迅速で簡単なクリーニング

コンパクトで衛生的なデザインにより、製造エリアを最小限に抑え、cGMP基準に従った迅速かつ簡単なクリーニングを実現します。

粉体供給システム

当モジュラーシステムは、シングルまたは個別に制御可能な2枚のパドルを備えた設計を特徴としています。製品の流れをスムーズにするために、3枚目のパドルを追加することも可能です。

FlexiTab XL

強化されたDAQソフトウェアを搭載した単一ステーションの打錠機で、研究開発および剤形開発のために設計されています。この単一パンチ機は、初期段階の錠剤開発、臨床試験用バッチ、粉末や顆粒のスクリーニング、多層薬物投与の評価および粉末特性の評価に最適です。最大3種類の有効成分（API）を使用して多層構造の錠剤やオブロング錠を製造することができ、手動または自動で成形プロセスを管理できます。

TPR 200

研究開発および小規模から中規模の生産バッチに対応する高い柔軟性と堅牢性を備えたロータリー打錠機です。コンパクトな設計により、経済的で非常に効率的な打錠機であり、約230,000錠/時の生産能力を持ち、二層錠も製造可能です。操作と清掃が容易で、全体的な設備効率（OEE）の向上を目指すすべての錠剤製造業者に適した機能が備わっています。

TPR 200 Plus

新たにアップグレードされたコンパクトモデルで、高い柔軟性、操作性の向上、および先進的なオペレーター保護を提供します。研究開発および臨床生産活動に最適ですが、小規模から中規模の生産環境の要件にも対応します。約230,000錠/時の生産能力を持ち、二層錠も製造可能です。オプションとして、OEB 3保護キャビン、グローブポートアクセス、乾式清掃の可能性も提供しています。

TPR 500

中規模から大規模の生産バッチに対応する非常に柔軟な打錠機で、高い生産性と品質を優れた使いやすさと組み合わせた最適なソリューションです。衛生的な設計によりメンテナンスと清掃の手間が削減され、迅速かつ容易な交換が可能です。56ステーションのダイテーブルを備え、標準的なツールを使用して最大403,200錠/時の生産に対応します。独自の統合ダイ技術により、最大16mmの錠剤を製造することができます。

TPR 700

TPRシリーズの中で最大の打錠機であり、1時間に100万錠以上の生産が可能です。この高い柔軟性を持つ機械は、医薬品、菓子類（ミント）、栄養補助食品（ビタミン）、薬用トローチおよび非医薬品材料など、さまざまな錠剤に対応します。この高速、両面プレスは最新のハードウェアおよびソフトウェア技術を特徴とし、二層錠の製造も可能です。幅が狭いコーナーピラーにより生産エリアへのアクセスが向上し、交換可能なタレットオプションを使用することで、さらに多様な錠剤サイズと生産量を実現できます。